Portfolio課題を言葉にして、Webというカタチに変える──
そんな仕事をしています。

Google I/O Extended Tokyo 2026に参加した感想

2026年7月11日、渋谷のGoogleオフィスで開催された「Google I/O Extended Tokyo 2026」に参加しました。

普段からAIを活用した開発に取り組んでいますが、日々のアップデートを追いかけるだけでも、なかなか大変です。今回は新しい技術やツールについて知るだけでなく、実際に手を動かしながら理解を深める機会もあり、いくつかすぐに持ち帰って試したいものが見つかりました。

Modern Web Guidance

特に印象に残ったものの一つが、Modern Web Guidanceです。

ざっくり説明すると、Webプラットフォームに関する専門知識やベストプラクティス、ブラウザの互換性情報などを、コーディングエージェントから利用できるようにする仕組みです。

AIエージェントにコードを書いてもらうと、動作はするものの、少し古い書き方や現在では推奨されていない実装が選ばれることがあります。Modern Web Guidanceを利用することで、そうしたレガシーな実装を避け、よりモダンなWeb開発の知識をエージェントに反映しやすくなります。

AntigravityやCodex、Claude Codeなど、普段使っているエージェントのワークフローに取り入れられる点も魅力的でした。

ちょうど最近、AIが生成したコードの実装方法やブラウザ対応について課題を感じる場面が増えていたため、イベント後すぐに導入しました。こうした「明日から使えるもの」に出会えたのは、今回参加してよかったと感じたポイントの一つです。

Google Stitchを活用したデザインスプリント

Google Stitchを活用したデザインスプリントには、ハンズオン形式で参加しました。

80分という限られた時間の中で、アイデアを考えるところから、Google Stitchを使ったモックの生成、さらにチームへの共有までを一通り体験しました。

短時間ではありましたが、アイデアを形にし、ほかの人に見せられる状態まで持っていく流れを実践できたことで、ツールの使い方をより具体的にイメージできました。

Google AI Studioは日頃から触っている一方で、Google Stitchについては、これまでFigmaへデザインを取り込むためのハブのような使い方が中心でした。 今回のハンズオンを通して、アイデアを素早く可視化したり、チームで認識をそろえたりする場面でも活用できそうだと感じました。

Antigravityのアップデート

個人的に特に楽しみにしていたのが、普段からよく活用しているAntigravityに関する話です。

Antigravityは、IDEやCLIをはじめとする周辺環境がアップデートによって充実する一方で、全体像が少し複雑になってきたとも感じています。そのため、現在の機能やそれぞれの位置づけを改めて整理できたことは、とても参考になりました。

直近ではCodexを使う機会も増えていますが、ブラウザ上での動作確認やテストについては、今のところAntigravityの機能が使いやすいと感じています。

どれか一つのツールですべてを完結させるのではなく、作業内容に応じて、それぞれの得意な部分を使い分けていくことが大切なのだと思います。今後の進化と、3.5 Proの登場も楽しみにしています。

参加して持ち帰ったもの

今回参加して感じたのは、AIを活用した開発では、新しいツールを知ることと同じくらい、それを普段の仕事にどう組み込むかを考えることが大切だということです。

Modern Web Guidanceは、AIが生成するコードの品質を支えるものとして。Google Stitchは、アイデアを素早く形にし、チームで共有するためのものとして。

そしてAntigravityやCodexは、それぞれの得意分野を生かしながら開発を進めるためのものとして。

どのツールも、導入しただけで価値が生まれるわけではありません。

実際の課題に合わせて使い方を考え、試しながら自分たちのワークフローに落とし込んでいく必要があります。 今回のイベントでは、そのための具体的なヒントをいくつも得ることができました。まずは持ち帰ったものを一つずつ試しながら、日々の開発や企画に活用していきたいと思います。

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執筆者 | 西條輝
1995年生まれ。
Web業界は8年目です。それ以前は、実製品の品質管理などを5年ほど担当していました。
生成AIの進歩で「作ること自体のハードル」は下がったからこそ、現場の課題を丁寧に言葉にし、Webというカタチに落とし込むことが、これからますます重要になると感じています。
EC / Web / プロジェクトマネージャー
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