Googleソーシャルログイン導入と公開ステータスに関して

2025年8月13日のShopifyアップデートで追加されたGoogleソーシャルログインを導入した際に、1点だけ不明な点があり調査したのでまとめてみました。

なお、公式に確認したわけではないため、あくまで参考程度でお願いいたします。

アプリのステータスが「テスト中」でも通常通り動作している

Google Cloud ConsoleでOAuth同意画面のステータスを「テスト中(Testing)」のままにしてShopifyにGoogleソーシャルログインを導入したところ、通常通り動作していました。

この挙動が許容される理由を調べたところ、公式ドキュメントに次のような記述がありました。

この動作の唯一の例外は、アプリが以下のサブセット(名前、メールアドレス、ユーザープロフィール)を(userinfo.email, userinfo.profile, openidスコープまたはOpenID Connectの同等のスコープを通じて)要求する場合です。このようなリクエストの場合、ユーザーは信頼できるユーザーリストに登録されている必要はなく、警告メッセージは表示されず、承認は7日後に期限切れになることはありません。

アプリがユーザー認証に「Googleでログイン」を使用している場合も、この例外が適用されます。アプリがその他のOAuthスコープを要求している場合、この例外は適用されません。

引用元:https://support.google.com/cloud/answer/15549945?hl=en

  • 要求するスコープが「名前」「メールアドレス」「ユーザープロフィール」(userinfo.email、userinfo.profile、openid または同等の OpenID Connect スコープ)である
  • 認証方式に「Google でログイン(Google Sign-In)」を利用している

上記の条件を満たすアプリは、テストモードのままでも公開モードと同様に動作するようです。

※内容に誤りがある場合お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。

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執筆者 | 西條輝(Saijo)
Web Developer & Director (EC)
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